春日大社 (奈良県) の見どころとアクセス方法

日本語 | English

春日大社は奈良県奈良市にある神社で、全国に約1,000社ある春日神社の総本社です。奈良時代の768年に、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために称徳天皇の勅命を受けて、藤原氏により創建されました。平安時代から寄進されてきた約3,000基の灯籠を参道や本殿周辺の回廊で見ることができます。春日大社はユネスコの世界遺産に登録されており、古都奈良の文化遺産の一部となっています。

この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、春日大社の見どころとアクセス方法についてご紹介します。

春日大社(0)

(Last modified: )

(都道府県 : 奈良県 , カテゴリー : 神社)

春日大社の見どころ

春日大社の見どころについてご紹介します。

参道の石灯籠

春日大社には平安時代から多くの方より寄進された灯籠が約3,000基あります。石灯籠が約2,000基、釣灯籠が約1,000基です。この石灯籠は春日大社の参道に並んでいます。石燈籠のサイズや火袋のデザインは色々な種類があります。

参道の石灯籠:春日大社の見どころ(1)

参道の石灯籠:春日大社の見どころ(2)

参道の石灯籠:春日大社の見どころ(3)

参道の石灯籠:春日大社の見どころ(4)

御本社と若宮神社の間の道は御間道(おあいみち)と呼ばれています。この道沿いには檜で出来た立方体の火袋が特徴の御間型灯籠(おあいがたとうろう)と呼ばれる燈籠が並んでいます。

御間道の御間型灯籠:春日大社の見どころ(5)

なお石灯籠の中に15個だけ「春日大明神」と刻まれているものがあり、この中の5つを見つけることができれば金運が高まると言われています。

伏鹿手水所

二の鳥居を入ったところに伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)があります。春日大社では鹿は神様の使いとして大切にされており、手水所は巻物をくわえた鹿の形をしています。以前は巻物の先から水が出ていたようです。春日大社を参拝される前にここで手と口を清めてください。

伏鹿手水所:春日大社の見どころ(6)

伏鹿手水所:春日大社の見どころ(7)

南門

南門(なんもん)は本殿の正面にある門で、春日大社では最大の楼門です。元々は鳥居だったものを1179年に楼門として創建されました。火災で焼失後、1382年から1385年頃に再建されています。国の重要文化財に指定されています。

南門:春日大社の見どころ(8)

南門:春日大社の見どころ(9)

南門:春日大社の見どころ(10)

南門の右脇には枝垂桜の古木があります。桜の季節には南門の朱色と桜が重なりとても綺麗です。

回廊と釣灯籠

本殿を取り囲むように四方に回廊(かいろう)があります。創建は1179年の歴史ある建造物で朱塗りの色鮮やかな回廊です。国の重要文化財に指定されています。この回廊の内側や中門の左右に伸びる御廊(おろう)に1,000基の釣灯籠が吊るされています。

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(11)

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(12)

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(13)

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(14)

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(15)

回廊と釣灯籠:春日大社の見どころ(16)

2月の節分と8月14・15両日の夜に行われる万燈籠(まんとうろう)では参道にある石灯籠と回廊にある釣灯籠のすべてに火が灯されます。

御蓋山浮雲峰遥拝所

奈良時代、鹿島神宮の神様であるタケミカヅチノミコト様が白鹿に乗って降臨された場所が御蓋山(みかさやま)の頂上である浮雲峰です。御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)は御蓋山の山頂にある「本宮神社」へ祈りをささげる場所です。東回廊の外側に設けられています。

御蓋山は神聖な山であり禁足地となっているため、一般の方は立ち入ることができません。

御蓋山浮雲峰遥拝所:春日大社の見どころ(17)

御蓋山浮雲峰遥拝所:春日大社の見どころ(18)

御蓋山浮雲峰遥拝所:春日大社の見どころ(19)

御蓋山浮雲峰遥拝所:春日大社の見どころ(20)

中門

御本殿の正面にある楼門が中門(ちゅうもん)です。中門の奥に御本殿があります(御本殿は撮影禁止です)。中門の左右には翼を広げたように御廊(おろう)が伸びており、ここにも釣灯籠が吊るされています。

中門:春日大社の見どころ(21)

中門:春日大社の見どころ(22)

藤浪之屋

春日大社ではすべての灯籠に火が灯る万燈籠(まんとうろう)が2月の節分と8月14・15両日の夜に開催されますが、藤浪之屋(ふじなみのや)にて万燈籠を体験できるようになっています。暗闇の部屋の中に数多くの灯籠が吊るされており、万燈籠の幻想的な光景を体験することができます。

藤浪之屋:春日大社の見どころ(23)

藤浪之屋:春日大社の見どころ(24)

社頭の大杉

社頭の大杉(しゃとうのおおすぎ)は直会殿(なおらいでん)の横にある高さ25mの大杉です。樹齢は800年と言われています。鎌倉時代の1309年に春日大社に奉納された絵巻「春日権現験記(かすがごんげんけんき)」にはこの杉が幼木の姿で描かれています。

社頭の大杉:春日大社の見どころ(25)

社頭の大杉:春日大社の見どころ(26)

社頭の大杉:春日大社の見どころ(27)

大杉と同じ場所に柏槙(ビャクシン)の木があり、こちらも樹齢500年と言われています。柏槙は斜めに伸びているため、すぐ隣にある重要文化財の直会殿(なおらいでん)の側面から屋根へと突き抜けています。春日大社では樹木を大切にしていることから、柏槙に合わせて直会殿を建造したためこのようになっているそうです。

柏槙:春日大社の見どころ(28)

柏槙:春日大社の見どころ(29)

柏槙:春日大社の見どころ(30)

柏槙:春日大社の見どころ(31)

砂ずりの藤

南門を通ってすぐ左側、慶賀門(けいがもん)の前にあるのが「砂ずりの藤」です。樹齢は700年以上と言われており、地面にすれるほどまで垂れ下がることからこの名が付いています。4月の中旬から下旬頃に藤の花が満開となり見ごろを迎えます。

砂ずりの藤:春日大社の見どころ(32)

砂ずりの藤:春日大社の見どころ(33)

夫婦大国社

春日大社の摂社・末社の一つであり、若宮十五社めぐりの一つである夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)は、夫婦円満や縁結びの神様である夫婦の大国様を日本で唯一お祀りしている神社です。若宮神社のすぐ隣にあります。

夫婦大国社:春日大社の見どころ(34)

夫婦大国社:春日大社の見どころ(35)

恋愛や学問について占うことのできる水占いや、縁結びを祈願してハート型の絵馬を奉納するのが人気です。

夫婦大国社:春日大社の見どころ(36)

夫婦大国社:春日大社の見どころ(37)

夫婦大国社:春日大社の見どころ(38)

春日大社に関する写真一覧

春日大社に関する写真一覧は下記をご覧ください。

春日大社の住所およびアクセス方法

春日大社の住所

春日大社の住所は「奈良県奈良市春日野町160」です。

春日大社へのアクセス方法

近鉄奈良駅またはJR奈良駅から春日大社へのアクセス方法について解説します。

近鉄奈良駅 or JR奈良駅

奈良交通 市内循環バス
4 分

春日大社表参道停留所

徒歩
10 分

春日大社本殿

春日大社の近くにある観光スポット情報

春日大社の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:

東大寺
東大寺は春日大社の近くにある、日本最大級の仏像である大仏を有する寺院です。この大仏殿をはじめ、国宝や重要文化財に指定されている建築物や仏像が数多くあり、日本の歴史や文化を感じることができます。

奈良公園
春日大社の近くに広がる奈良公園は、鹿と触れ合うことができる名所です。また、園内には美しい自然が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。

興福寺
奈良時代の大寺院で、東大寺と並ぶ世界遺産の一つである興福寺。中金堂や五重塔など見どころが多く、歴史好きにはたまらないスポットです。

奈良国立博物館
日本の仏教美術を一堂に展示している奈良国立博物館。奈良時代の仏像や仏教美術のコレクションが豊富で、仏教や日本の歴史に興味がある人には見逃せません。

春日大社に関するその他の情報

春日大社に関するオフィシャルサイト:

https://www.kasugataisha.or.jp/

春日大社(1)

-- --

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

( Written by Tatsuo Ikura )