寺院

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日本各地にある観光スポットの中から、寺院に関する観光スポットを都道府県別にご紹介します。

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東京都

浅草寺は東京都台東区にある寺で、東京都内では最古の寺となっています。浅草観音(あさくさかんのん)と呼ばれ、親しまれています。多くの観光客が訪れる人気スポットとなっており、有名な雷門の赤い巨大な提灯は浅草の象徴とも言えます。境内には本堂の他に、お土産などが買える仲見世通りや五重塔など、見どころがたくさんあります。

神奈川県

鎌倉の長谷寺では四季折々に咲き誇る美しい花々、特に梅雨時には2500株の40種類のアジサイが眼下に広がる風情ある眺望散策路を彩り、長谷寺の名所として知られています。さらに、境内からは鎌倉の街並みや由比ヶ浜、さらには相模湾、伊豆大島まで一望できる景勝地としても親しまれており、四季折々の風情とともに絶景を楽しむことができます。

京都府

清水寺は京都市東山区にある寺院で、正式名称は音羽山清水寺です。空海(弘法大師)が創建したとされており 1994 年にユネスコの世界遺産に登録されました。。特に「清水の舞台」と呼ばれる本堂の木造の舞台は、絶壁に突き出しており、その下に広がる京都の町並みを一望することができます。「音羽の滝」では、三本の水流から選んで水を掬うと願いが叶うと言われています。

金閣寺は、京都で最も人気のある観光スポットの一つで、ユネスコの世界遺産にも登録されています。上二階が全て金箔で覆われた金閣寺は、周囲の緑豊かな樹々の中で輝き、その豪華で絢爛とした風景は忘れられない思い出になるでしょう。天候がよければ、前に広がる池に映し出される逆さ金閣を見ることもできます。

銀閣寺は正式には東山慈照寺と呼ばれ、京都市左京区に位置する臨済宗の寺院です。室町時代の将軍、足利義政によって建てられ、その当時の文化や芸術が反映された建築物や庭園が見どころとなっています。特に国宝である観音殿は銀閣と呼ばれ、寺院の名前の由来ともなっています。

東寺は、平安京の唯一の遺構です。約1200年前に創建され、1994年には世界遺産に登録されました。東寺のシンボルである五重塔は、新幹線の車窓からも見ることができます。高さ約55mで、木造塔としては日本一の高さを誇っています。敷地内には「不二桜」と名づけられた樹齢120年の桜があり、花が咲く季節には五重塔をバックに素晴らしい風景を見ることができます。

東福寺は京都市東山区に位置する寺院で、現在も25の塔頭寺院を有する大寺院として知られています。山門や本堂のほか、境内にある渓谷「洗玉澗」に架かる3つの橋(通天橋、臥雲橋、偃月橋)や重森三玲が手がけた庭園が有名です。また、京都を代表する紅葉の名所としても知られ、秋には多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

常寂光寺の 200 本以上のカエデが生い茂る庭園は一年を通じて四季の美を見せ、特に秋の紅葉は圧巻の美しさを誇ります。小倉山の中腹に位置し、嵯峨野の壮大な景色を一望できる展望台や、古い山門、茅葺の仁王門、そして折衷形式の多宝塔など、歴史的建築物と絶景の自然が融合したこの寺院には多くの観光客が訪れます。

仁和寺は 888 年に宇多天皇によって創建された寺院で、境内には数々の貴重な建造物が存在します。京都の桜の名所としても知られ、春には多くの観光客で賑わいます。「御室桜(おむろざくら)」と呼ばれる遅咲きの桜が特に有名です。また、境内の宿坊では一般の方々も宿泊することが可能です。

平等院は京都府宇治市に位置する寺院で、10円硬貨に描かれている平等院鳳凰堂で知られています。阿字池の中島に建てられた鳳凰堂は左右対称の美しい形状をしており、翼を広げた鳥のように見えることからその名がつきました。国内外からの観光客に加えて、修学旅行の訪問先としても人気のスポットになっています。

奈良県

東大寺は奈良県奈良市にある華厳宗の大本山です。奈良の大仏さまで有名です。聖武天皇の発願により奈良時代に創建され、大仏殿は751年に完成しました。その翌年には大仏の開眼供養が行われています。世界最大級の木造建築物である大仏殿や、国宝である二月堂が人気スポットとなっています。東大寺はユネスコの世界遺産に登録されており、古都奈良の文化遺産の一部です。

法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の総本山の寺院です。607年に推古天皇と聖徳太子によって創建されました。火災で一度は焼失しましたが、約1300年前に再建され、現存する世界最古の木造建築群となっています。法隆寺は姫路城と共に日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

薬師寺は奈良県奈良市にある寺院で、法相宗の大本山です。境内には2つの三重塔が建てられており、そのうちの一つである東塔は、薬師寺の創建当初から残っている歴史的にも非常に貴重な建造物です。また、金堂に安置されている国宝の薬師三尊像は、白鳳時代の仏像の中でも最高傑作の一つと言われています。

唐招提寺は奈良県奈良市にある寺院で、唐の高僧であった鑑真和上によって開かれました。金堂や講堂など、奈良時代の貴重な建造物があり、多くの国宝指定の仏像が安置されています。また、蓮を大切にしており、梅雨の時期から夏にかけて美しい蓮の花が咲く光景を見ることができます。

長谷寺は奈良県桜井市の初瀬山の中腹にある寺院です。春には牡丹、梅雨時には紫陽花、秋には紅葉など、季節ごとの花を楽しむことができることで有名で、多くの観光客が訪れます。登廊と呼ばれる階段が399段あり、上りきった先には国宝の本堂があります。本堂の舞台からは絶景が楽しめます。

興福寺は、奈良県奈良市にある寺院で、法相宗の大本山です。京都市で建立された山階寺と呼ばれる寺が起源で、710年の平城遷都の際に現在の地に移され、興福寺と改名されました。木造の塔として日本で二番目に高い五重塔があります。また2018年には中核施設である中金堂が301年ぶりに再建されました。興福寺はユネスコの世界遺産に登録されており、古都奈良の文化遺産の一部です。

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( Written by Tatsuo Ikura )