東福寺 (京都府) の見どころとアクセス方法

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東福寺は京都市東山区に位置する寺院で、現在も25の塔頭寺院を有する大寺院として知られています。山門や本堂のほか、境内にある渓谷「洗玉澗」に架かる3つの橋(通天橋、臥雲橋、偃月橋)や重森三玲が手がけた庭園が有名です。また、京都を代表する紅葉の名所としても知られ、秋には多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、東福寺の見どころとアクセス方法についてご紹介します。

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(都道府県 : 京都府 , カテゴリー : 寺院)

東福寺の見どころ

京都市東山区に位置する東福寺は、京都五山の第四位の禅寺として知られ、現在も25の塔頭寺院を有する大寺院として知られています。東福寺の名前は、奈良の東大寺と興福寺から各々一文字を取り、「東福寺」と名付けられました。

修行道場でもある東福寺は、その一方で多くの国宝や重要文化財を有する観光スポットとしても広く知られています。主要伽藍である三門、本堂、方丈、庫裏、そして「東福寺三名橋」の通天橋、臥雲橋、偃月橋などがあります。さらに、重森三玲が手がけた東福寺の本坊庭園(かつては東福寺方丈「八相の庭」と呼ばれていました)は、東西南北それぞれに異なる趣を持つ庭が造られています。

東福寺は紅葉の名所として有名で、秋には多くの観光客が訪れます。境内には2,000本以上の楓があり、紅葉の季節には通天橋や臥雲橋から境内を流れる渓谷「洗玉澗」を彩る美しい紅葉を見ることができます。東福寺に桜がほとんどないことでも知られていますが、塔頭の一つである光明院では桜を楽しむことが可能です。春の季節にぜひ立ち寄ってみてください。

紅葉の季節に訪れる方も多い東福寺ですが、5月から6月にかけての新緑の季節も見事です。観光客の数が秋の季節と比較して少ないため、ゆっくりと東福寺を散策したい場合には特におすすめです。

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東福寺の住所およびアクセス方法

東福寺の住所は「京都市東山区本町15丁目778」です。最寄り駅はJR奈良線東福寺駅です。駅からは徒歩10分ほどです。または京阪電車京阪本線東福寺駅です。駅からは徒歩10分ほどです。

東福寺の近くにある観光スポット情報

東福寺の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:

清水寺
清水寺は東福寺の近く、京都の東山区に位置する世界遺産です。寺院は主に、メインホールから張り出した木製のテラスで知られています。ここからは京都の素晴らしい景観を一望できます。特に春と秋には、市街地と合わさった桜や紅葉の美しい風景が広がっています。寺院の名前は、「清水寺」は寺域を流れる音羽の滝から名付けられました。

伏見稲荷大社
伏見稲荷大社は京都で最も象徴的な名所の一つで、何千もの朱色の鳥居が社殿の背後の丘を上る道を作っています。これらの鳥居は個人や企業からの寄付で、それぞれの鳥居の背面には寄付者の名前と寄付の日付が刻まれています。この神社は、稲荷、つまり農業と商業の神を祀っています。

哲学の道
哲学の道は、一部の時期には桜の花で覆われた美しい散歩道です。この道は、東福寺から北に進んだ場所に位置しています。この名前は、かつてここを散歩しながら思索にふけっていた京都大学の哲学教授、西田幾多郎からつけられました。

平等院
平等院鳳凰堂は、宇治に位置し、東福寺から電車で短時間でアクセスできます。この寺院は、日本で最も美しい建築物の一つとされ、特にその鳳凰堂が有名です。堂内には阿弥陀如来が安置されており、庭園と池は極楽浄土を象徴しています。また、日本の10円硬貨のデザインにもなっていることで知られています。

東福寺に関するその他の情報

東福寺に関するオフィシャルサイト:

https://www.kyoto-nishiki.or.jp/

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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

( Written by Tatsuo Ikura )