常寂光寺 (京都府) の見どころとアクセス方法
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常寂光寺の 200 本以上のカエデが生い茂る庭園は一年を通じて四季の美を見せ、特に秋の紅葉は圧巻の美しさを誇ります。小倉山の中腹に位置し、嵯峨野の壮大な景色を一望できる展望台や、古い山門、茅葺の仁王門、そして折衷形式の多宝塔など、歴史的建築物と絶景の自然が融合したこの寺院には多くの観光客が訪れます。
この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、常寂光寺の見どころとアクセス方法についてご紹介します。
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常寂光寺の見どころ
常寂光寺は 1596 年、日蓮宗の日禎上人によって開山されました。寺院の土地は京都の豪商であり、京都の水運発展に大きく寄与した角倉了以から寄進されました。また、寺院の本堂は小早川秀秋の助力により、伏見城の客殿が移築されたものです。
常寂光寺の境内には、 200 本以上のカエデが植えられています。これらのカエデは、春には新緑を、夏には爽やかな緑を、秋には紅葉を、冬には落葉後の景色を見せてくれます。特に秋には全山が紅葉に包まれる美しさは圧巻で、その美しさは京都を代表するものの一つとなっています。
常寂光寺は「百人一首」で知られる小倉山の中腹の斜面にあり、境内の展望台からは嵯峨野の景色を一望することができます。また境内から見下ろす参道の階段を上がると、目の前に広がる嵯峨野の風景は絶景です。
常寂光寺の境内には、歴史的な建築物が多数存在します。その中でも注目すべきは、江戸後期に作られた太い角材を格子に組んだ山門、茅葺の屋根が珍しい仁王門、そして和様と唐様の折衷形式で建立された多宝塔などです。時間をかけて境内を散策されてみてください。
常寂光寺の住所およびアクセス方法
常寂光寺の住所は「京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3」です。常寂光寺の最寄り駅はJR嵯峨野線嵯峨嵐山駅です。駅からは徒歩15分ほどです。または嵐電嵐山本線嵐山駅です。駅からは徒歩25分ほどです。
常寂光寺の近くにある観光スポット情報
常寂光寺の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:
竹林の小径(嵐山)
天龍寺の近くに位置する竹林の道は、竹でできた美しいトンネルを歩く体験を提供します。静けさと自然の美しさに満ちたこの場所は、一見の価値があります。
嵐山公園
嵐山公園は、天龍寺から歩いてすぐのところにあります。四季折々の風景とともに、鴨川沿いの風光明媚な散歩道を楽しむことができます。
渡月橋
嵐山を象徴する観光スポットで、その美しい姿は数多くの映画やドラマにも使用されています。橋からの眺めは四季折々で異なり、訪れる価値があります。
嵐山モンキーパーク
このパークでは自然の中で日本猿を観察することができます。山頂からの眺めも素晴らしく、子供から大人まで楽しむことができます。
常寂光寺に関するその他の情報
常寂光寺に関するオフィシャルサイト:
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )