東山動植物園 (愛知県) の見どころとアクセス方法
東山動植物園は、愛知県名古屋市にある市営の動植物園です。1937年に開園しました。敷地内には動物園、植物園に加えて遊園地、自然動物館、世界のメダカ館、ふれあい広場、展望台である東山スカイタワーなどがあります。地下鉄の駅から歩いて数分というアクセスの良さに加えて、中学生以下は入園料が無料ということもあり、ご家族連れに人気のスポットとなっています。
この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、東山動植物園の見どころとアクセス方法についてご紹介します。
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(都道府県 : 愛知県 , カテゴリー : 動物園およびサファリパーク)
Table of contents
東山動植物園の見どころ
東山動植物園の見どころについてご紹介します。
東山動植物園の開園時間、休園日、入園料
東山動植物園の開園時間、休園日、入園料は次の通りです。
・東山動植物園の開園時間は午前9時から午後4時50分(入園は午後4時30分まで)
・休園日は毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその直後の休日でない日)と年末年始(12月29日から1月1日)
・動物園および植物園の入園料は大人(高校生以上)が500円、中学生以下は無料
・東山スカイタワーの観覧料は大人(高校生以上)が270円、中学生以下は無料
動物園と植物園はつながっているので入園料を払えば自由に行き来できます。東山スカイタワーは敷地外にあるため、別途料金が必要ですが、動物園・植物園と東山スカイタワーの共通券が640円で販売されています。
遊園地は動物園の敷地内にあるので入園料などは不要ですが、乗り物に乗るには別途料金が発生します。
動物園本園
動物園本園ではアジアゾウやライオン、ペンギン、ホッキョクグマ、コアラなどを見ることができます。2013年9月に「ゾージアム(アジアゾウ舎)」、2021年3月に「レッサーパンダ舎」、2023年7月には新しく「アジアの熱帯雨林エリア(スマトラトラ舎、スマトラオランウータン舎、コサンケイ舎)」がオープンしました。
動物園本園のより詳細な見どころに関しては「東山動物園本園の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
動物園本園にはヤギやヒツジなどを目の前で見れる「ふれあい広場」や、リスが放し飼いにされている「小鳥とリスの森」があります。
動物園北園
動物園北園ではニシゴリラやチンパンジー、カバ、オオカミなど見ることができます。2012年4月に「シンリンオオカミ舎」、2018年9月に「新ゴリラ・チンパンジー舎」、2024年10月に「新ジャガー舎」がオープンしました。また世界中のメダカを集め展示している「世界のメダカ館」があります。
動物園北園のより詳細な見どころに関しては「東山動物園北園の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
「世界のメダカ館」では多種多様なメダカや淡水魚を見ることができます。
自然動物館
動物園北園内にある自然動物館では、色々な種類のワニを見ることができるほか、コウモリなどの夜行性動物、サンショウウオやカエルなどの両生類、ヘビやトカゲなどの爬虫類の生き物を見ることができます。
自然動物館のより詳細な見どころに関しては「東山動植物園自然動物館の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
遊園地
動物園の敷地内に遊園地があります。小さなお子さんでも同乗者の方がいれば多くの乗り物に乗ることができます。
遊園地のより詳細な見どころに関しては「東山動物園遊園地の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
植物園
東山植物園では広大な敷地内には自然のまま植えられた数多くの植物があり、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます。またお花畑では四季折々の花を眺めることができます。
植物園のより詳細な見どころに関しては「東山植物園の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
温室
東山植物園にある温室では、熱帯や亜熱帯の美しい花や小さなものから見上げるほど大きなものまで色々な植物を見ることができます。温室はドーム型で壁も天井もガラス張りになっており、その美しい姿から東洋一の水晶宮と呼ばれています。前館(ぜんかん)と後館(こうかん)の 2 つの建物で構成されており、その中でも前館は 1936 年に竣工した現存する日本最古の公共施設の温室で、国の重要文化財に指定されています。
植物園にある温室のより詳細な見どころに関しては「東山植物園にある温室の見どころをご紹介します」をご覧ください。
東山スカイタワー
東山スカイタワーは1989年7月に建てられた展望タワーです。高さは134mですが、80mの丘の上に建てられているため標高は214mとなります。4Fおよび5Fの展望室からは名古屋市内を一望できるほか、夜には絶景の夜景を見ることができます。
東山スカイタワーのより詳細な見どころに関しては「東山スカイタワーの見どころ完全ガイド」をご覧ください。
東山スカイタワーは東山動物園のスカイタワー門を出てすぐ目の前にあります。展望室は 4 階と 5 階にあります。エレベーターを利用してください。
東山ボートハウス
東山動物園の上池にはボートハウスがあります。手こぎボートとペダルボートがあり、手こぎボートは3人乗り、ペダルボートは3人乗りと4人乗りがあります。
東山動植物園のフードコート・カフェ/お土産ショップ/休憩所
東山動物園および植物園では簡単な食事ができるフードコートやカフェが営業されています。またおみやげショップやお弁当などを食べたり休憩することができる無料休憩所も用意されています。
フードコートや休憩所の詳細に関しては「東山動植物園のフードコート・カフェ/お土産ショップ/休憩所の完全ガイド」をご覧ください。
東山動植物園の紅葉
東山動植物園は愛知県の紅葉の名所としても知られています。例年 11 月下旬から 12 月上旬に見頃を迎えます。紅葉の時期には夜間ライトアップも行われます。
東山動植物園の紅葉に関するより詳細な情報に関しては「東山動植物園の紅葉の見どころ完全ガイド」をご覧ください。
東山動植物園の住所およびアクセス方法
東山動植物園の住所
東山動植物園の住所は「愛知県名古屋市千種区東山元町3-70」です。
東山動植物園へのアクセス方法
名古屋駅から東山動植物園へのアクセス方法について解説します。
名古屋市営地下鉄東山線
18 分
徒歩
5 分
東山動植物園の駐車場
東山動植物園には有料及び無料の駐車場が11か所あります。それぞれの駐車場の場所やアクセス方法については「東山動植物園の11か所の公式駐車場と料金が安いおすすめのコインパーキング」をご覧ください。
また公式駐車場の中で無料で利用できる二か所の駐車場については「東山動植物園で無料の駐車場の場所と利用方法」をご覧ください。
東山動植物園の近くにある観光スポット情報
東山動植物園の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:
名古屋城
名古屋城は、元々今川氏が築城し、その後織田氏が城主となっていた那古野城があった場所に、徳川家康によって新しく築城された城です。日本三大名城の一つであり、天守閣を飾る金の鯱で有名です。昭和初期まで多くの建造物が現存しており、一度は国宝に指定されましたが、空襲により本丸御殿や天守閣、金鯱など多くの貴重な建造物消失しました。その後、天守閣や金鯱、そして本丸御殿が復元されています。
ディノアドベンチャー名古屋
ディノアドベンチャー名古屋は、愛知県名古屋市の大高緑地公園内にある、恐竜をテーマにしたテーマパークです。森の中のコースを自分で歩いて回る仕組みで、その森には本物そっくりの恐竜が数多く配置されています。それぞれの恐竜は動いたり、鳴き声をあげたりするため、まるで恐竜の世界に迷い込んだかのような体験ができます。
トヨタ博物館
トヨタ博物館は世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介する博物館です。 1989 年 4 月に設立されています。館内はクルマ館と文化館に分かれており、クルマ館では過去から現代までに生産された日米欧の代表的な車両約 140 台が展示されています。文化館では車に関するポスターやカーマスコットなど資料 4,000 点が展示されています。
リトルワールド
リトルワールドは、23ヵ国から32の家屋が立ち並ぶ野外民族博物館です。さまざまな国から実際に移築された、または復元された建物を見て回ることができ、世界各地の料理も楽しむことができます。いくつかのエリアでは民族衣装を試着することができ、衣装を着たまま指定エリア内で散歩や写真撮影を楽しむことができます。定期的にイベントやフェアが開催されるため、何度訪れても楽しめます。
東山動植物園に関するその他の情報
東山動植物園に関するオフィシャルサイト:
https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )