銀閣寺 (京都府) の見どころとアクセス方法
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銀閣寺は正式には東山慈照寺と呼ばれ、京都市左京区に位置する臨済宗の寺院です。室町時代の将軍、足利義政によって建てられ、その当時の文化や芸術が反映された建築物や庭園が見どころとなっています。特に国宝である観音殿は銀閣と呼ばれ、寺院の名前の由来ともなっています。
この記事では海外および国内からの旅行者の方向けに、銀閣寺の見どころとアクセス方法についてご紹介します。
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銀閣寺の見どころ
銀閣寺は金閣寺と対をなす寺院で、世界遺産に登録されています。金閣寺が金箔で覆われているのに対して、銀閣寺が銀箔で覆われていない理由や、銀閣寺の名の由来であり国宝でもある観音殿が銀閣と呼ばれるようになった理由は、諸説あるようです。
銀閣寺は観音殿で有名ですが、境内には向月台(こうげつだい)と銀沙灘(ぎんしゃだん)と呼ばれる白川砂の砂盛りがあり、銀閣寺の庭園を神秘的にしています。これらは月を鑑賞するためや、月の光を本堂に反射させるために作られたと言われています。また、展望台からは京都の街並みを一望することができます。
さらに、銀閣寺は哲学の道の起点となっています。哲学の道は何百もの桜の木に沿った運河沿いの道であり、春の桜の季節には多くの観光客が散策を楽しんでいます。銀閣寺に立ち寄った際には、ぜひ散歩を楽しんでみてください。
銀閣寺の住所およびアクセス方法
銀閣寺の住所は「京都府京都市左京区銀閣寺町2」です。銀閣寺は鉄道の最寄り駅がありません。市バスの銀閣寺道で下車し徒歩5分ほどです。銀閣寺道停留所へは(1)JR京都駅から市バスに乗り換えて40分ほど、(2)地下鉄烏丸線今出川駅から市バスに乗り換えて12分ほどです。
銀閣寺の近くにある観光スポット情報
銀閣寺の近くには、他にもいくつかの観光スポットがあります:
哲学の道
桜の木々で覆われた運河に沿って進むこの美しい道は、特に春の桜の季節には壮観です。この道は、日本の著名な哲学者、西田幾多郎が日々の散歩を楽しんでいたため、その名前がつけられました。
平安神宮
この神社は、古代の京都の首都移転を記念して建てられました。壮大な鳥居や美しい庭園、そして四季折々の祭りは、来訪者に日本の伝統と文化を感じさせます。
南禅寺
美しい庭園と壮大な三門が特徴的な南禅寺は、特に秋には紅葉が美しいです。また、周囲の静けさは訪問者に平和な体験を提供します。
永観堂(禅林寺)
近くに位置するこの寺院は、春の桜と秋の紅葉で特に有名です。また、寺院の庭園には池があり、その周囲には美しい風景が広がっています。
銀閣寺に関するその他の情報
銀閣寺に関するオフィシャルサイト:
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
( Written by Tatsuo Ikura )